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   No 3 November、2009
 

アッサム・オアライコム。アプニ・カモンアチェン?(こんにちは。ごきげんいかがですか)
3回目のベンガル語の挨拶になりました。バングラデシュのツアーから帰ったところです。
今回の参加者は少人数でしたが、その分、小回りが利いてとても楽しい旅となりました。
毎日、どこかからディナーのお招きをいただき、10年の間に構築した交友関係をかみしめました。

 
 

日本人戦没者の墓地


  墓地を守る共同体の人たち

ナラヤンプール村の帰路、ちょうど村とダッカの中継点にあるコミッラという古い町で一泊し、
翌日は半日の観光をしました。
村に日帰りで行く道中、いつも左目で見ていた手入れの行き届いた墓地がありました。
今回はその場所に足を踏み入れ、そこに永眠する24人の兵士の方たち対してまいりました。
ドイツ兵、イギリス兵に交じって、緑に美しく飾られた墓地に
「ミヤカワ」とか「イノウエ」とかの名前が刻まれていました。
ビルマとの国境沿いで戦った方たちだそうです。共同体の人たちがきちんと守ってくれていました。
バングラデシュの恐らく80%以上の人たちはこの場所よりも劣悪な場所で生活しています。

その中で美しい樹木の中に護られて眠る魂は、もしかしたら、
日本の人たちをこの地に招いているかもしれません。
マザーテレサと同じ修道服のシスターが「ジャパン」と聞いて喜び、お祈りをくださいました。

 
 

ナラヤンプール村


  校庭に集う子どもたち

ナラヤンプール村からインドに行く方がダッカに帰るよりは少ない時間です。
サクラ・モヒラ・ショミティの女性たちの間にはインドのヒンズー文化の影響がまだ残っています。

今回、いつもよりも長い道のりを行くように感じました。
大好きなレインツリーの並木道、煉瓦工場の煙突、スパイスや野菜・果物を売るオープン・マーケット、
土汚れのトタン壁の床屋、穀物屋、ビスケット屋、竹の足場を一本架けた釣り場・・・
どれも、どれも大好きで飽きることなく見ていた光景なのに、
行けども、行けども、あの目に馴染んだ白い小さな(村では一番大きな)建物が現れません。
うとうとして ぼんやりしていた時にふっと到着してしまいました。
その時にグラウンドで出迎えてくれた顔です。
10年前と同じ顔はもちろんひとつもありません。
初めて訪問してくださった日本のお客様たちはどんな感想を持たれたでしょうか。
村の人たちも、子どもたちも目いっぱいの歓迎をしてくれました。
歌を歌ってくれたり、絵を見せてくれたり、野原から花を摘んで花束を作ってくれたり、
小さなお土産まで買って準備してくれました。
こんなに貧しくて、素朴で、心が豊かな歓迎会・・・いろいろな場所にあると思うけれど、
ちょっと嬉しくて誇らしい気持ちになりました。
みんな、どうもありがとう!
日本からのお客様、みんなに会うために遠い道のりを来たんだよ!

 
 

COFFEE & TEA

飛行機の長旅の翌日、初めての朝を迎えたダッカのホテルのレストランで、
日本人なら熱いティーや濃くのあるコーヒーで疲れを取りたい、と思うことでしょう。
ウェイターが注文を取りに来ました。”Madame, coffee or tea?” もちろん、コーヒー、と答えました。
お腹の自信がない一人をのぞいては。やがて運ばれてきたコーヒー。
一人のご婦人の動作が一瞬静止し、目が点になりました。
白いきれいなナプキンを敷いた白い皿の上にのせて、うやうやしく差し出されたのは、
ネッスルのインスタント・コーヒーでした。

バングラデシュでは、シレットという丘の場所でお茶が収穫されます。
英国がこの場所に茶のプランテイションを作りました。
シレットの人たちは英国に初めて入国したインド人で、彼らによって英国にカレーがもたらされました。
今でもシレットの人たちと英国は綿密な関係にあり、シレットには英国風の町があります。

バングラデシュ産という名前なしで英国のお茶が売られていましたが、近年、
バングラデシュの経済力がついてきた現実を背景に、
バングラデシュ産と明記してオーガニックのお茶が市場に出るようになりました。
試してみましたら、おいしかったです。

ただし、お茶は贅沢品で、バングラデシュの普通の家庭では飲む習慣がありません。
お腹が空いた時には、甘い、甘いチャイを飲みます。
これも大英帝国の政策により、砂糖の消費を増やすために砂糖を無料で食べさせたそうです。

 
 

★オフィスのイベント

@ 11月14日(土) 2:00 〜 3:00
 英語の歌 「スカボロ・フェア」

 パセリ、セイジ、ロウズマリ、タイム・・・
 詩的で意味の深い歌詞です。簡単なのにきれいで、歌えると嬉しくなりますよ。
 ¥500. 予約は080-5046-1948

A 販売会 メイフィールド
 11/21(土) 〜23(月)  10時〜18時

 目黒区緑が丘2-19-10  tel 03-5729-7228
 自由が丘駅より徒歩9分 緑ヶ丘小学校斜前
 英国料理とお菓子のレストランです。
 19日(木)2:30〜 
 レクチャー「バングラデシュの3種の布のルーツ」

 講師:サクラ・モヒラ  平間

B 販売会  「寧」
 11/27(金) 〜12/2(水)   11時〜18時

 伊奈町大針635-4    tel 048-723-7371
 シャトル伊奈中央駅徒歩約10分
 里山のお庭が秋の風景を展開し、日向の中にイチジクやゆずの香りが漂っています。

C 英語のクラス
 個人/ グループ  詳しくは:048-832-4625
 (1:00 〜6:30の間)
 クーポン券のシステム  ¥1500/ 30分

D 12月19日(土) 4:00〜 6:00
 クリスマス・パーティ。

 どなたでもご自由にご参加ください!参加費は来月号でお知らせ。

 
 

ではまた来月号でお会いいたしましょう。

 
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